目の前の事を全力で行わずして・・・

ラグビーの日本チーム、ほんと凄い。
テレビを見ていたら、五郎丸選手のキック決定率の秘密、のようなテーマで話をしている所でした。
「とにかくルーティンに集中することです。」と仰っている場面でした。

メンタルコーチが、「周りの声援に答えよう、観客の様子が目に入る、決めなければいけないプレッシャーなど、キックに集中できなくなる時には、ルーティンに集中することで、キックに精神を集中できるようにする」とお話しされていて、だからこそ目の前の事に集中するんだな。野球のイチロー選手のルーティンもそうしたためにしているのかな。など、考えさせられました。

それと同時に、仕事でも、目の前の事がしっかりできていないのに、ああでもないこうでもないと意見する人の事は、信頼されないのは、結果として「目の前の自分のやることをどれだけ誠実に取り組んでいるか」を皆、見ていないようで見ているのだなと、仕事を重ねて思いました。

娘にも話した事があります。
「やれば出来る子だから、本番で頑張ればいい」と言ってくれた時に、「本番でどの位が限界なのか解るの?練習で限界を知ってないと、本番でも全力かどうか解らないじゃん。」と私が返しました。
すると娘は、必死って伝わるでしょ!と。
「それでいいの?練習すれば更にデキる子になるんじゃないの?」と返すと、練習で力尽きると、本番が楽しめないと。
娘にとっては、全力を出し切る以上に、本番を楽しく迎えたい方が今は勝っているんだなと感じたので、それ以上は言いませんでした。

でも、そのやり取りの後、自分はどうなんだろう?本当に本気でやっているのだろうか?と疑問を持ちました。
頑張っているつもり、だけなんじゃないかと・・・。
まだ出来ることがあるのではないかと・・・。

どこかで今の自分に満足してしまっていたのではないかと思って、忙しさを理由にインプットを読書だけに頼っていましたが、学ぶ場に出かけたり、フィードバックをもらえる場に身をおいて、自分の伸ばせる部分を探そうと行動してみました。

すると、情けないほど、沢山学ぶこと、出来てないことが見えてきました。

1.できないことを知らない
2.できないことを知る
3.できない事を意識してできる
4.出来なかったことを無意識にできる

    段階があるとしたら、私は第1段階の事柄を沢山まだ抱えていたのに、第4段階まで1クールして満足してしまっていたのかもしれません。
    それが全力かといえば、今までの全力ではあったのでしょうが、今日の全力であったかは不明です。

    そのことに気づき、愕然として、今日もまた練習に励むのみです。

    あなたは目の前の事に全力で取り組めていますか。

小林 里江

好きな言葉は「前進」「一期一会」

笑顔がキーポイント!人の「成幸」をサポートし、相手の笑顔を引き出す事が私のモットー。
個人や企業が持ち味を活かし「私(達)は日本一だ、世界一だ」と思える程の自負と「成幸」を、近くで寄り添いながら応援する「日本一のサポーター」を目指しています。

私の使命は
「あなたは一人じゃない。周囲を巻き込んでいく事でより良く生きよう。より成長しよう」
と伝えていくことです。

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