リーダーの期待は部下を委縮させる?

この所、新人研修真っ只中です。
そこで自分の振る舞いが与える影響は、リーダーの影響力と同じものがあるであろうと思いました。

と言うのも、大失敗かもしれない事をしでかしてしまいました。

こちらとしては、一人で見るには限界だろうという人数を任されて、でも、参加者の皆さんの参加意識を高めることと、その人たちの素直な資質によって、凄く順調に進みました。
当然のように、私も「皆さんは凄い」から「私達ならできる」という一体感さえ思える状態に、私を含めたチームのようになってきたように感じてきました。

だからこそ、私の期待もどんどん大きくなっていたのだろうと思います。

にも拘わらず、それまでのまとめとしてやっていただいた業務が・・・・。

もちろん、難しいだろうとも解っているはずなのに・・・。

期待が大きかったのか、私自身が上手くやれなかったみんなと、上手く行っていると思って私の指導が至らなかったと思い知ったようで自分自身に悔しさがこみ上げてきてしまいました。

話を続けている内に、この感情を抑えられなくて、感情を伝えてしまいました。
会場が静まり返る・・・・。

沈黙の後、皆さんに振り返ってもらい、次に同じようなことがあったらどうするのかを考えてもらいました。

振り返りはしてもらうことはあるけれど、いつもと違ったのは、私の悔しい感情が伝わったのでしょうか。
そのワークが終わったにも関わらず、「先ほどは期待に応えられずすみません。」「悔しい思いをさせてしまいました。申し訳ございません。」と直接言いに来てくれる参加者が数名いたことでした。

そんなに気にしないで、練習でよかったね。とお話ししたはずだけれど、それ以上に私が勝手に期待しただけなのに皆をいつまでも引きずらせてしまったんだと思うと、恥ずかしくなりました。

そんな時に、昔の事を思い出しました。
期待をしていた部下が辞めてしまったことが何度かありました。

あの時も、私はできなかったときに、どんな反応をしてしまっていただろう。
部下はそんな私にどう思っていたのだろう。

もしかしたら、委縮させたり、相手の自信を奪ってしまったのは、私の期待が大きすぎたせいではないだろうか。
ショックでした。

でも、皆がくれた学びです。
これから、皆が変えていくように、私自身も皆から学んだことを今後活かしていこうと思います。

あなたは、あなたの期待で、相手を委縮させてしまっていませんか。

小林 里江

好きな言葉は「前進」「一期一会」

笑顔がキーポイント!人の「成幸」をサポートし、相手の笑顔を引き出す事が私のモットー。
個人や企業が持ち味を活かし「私(達)は日本一だ、世界一だ」と思える程の自負と「成幸」を、近くで寄り添いながら応援する「日本一のサポーター」を目指しています。

私の使命は
「あなたは一人じゃない。周囲を巻き込んでいく事でより良く生きよう。より成長しよう」
と伝えていくことです。

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