同じ言語を使っているか

日本語かどうかという事ではなく、同じ言葉を同じ意味で使っているかどうかです。
私一人であっても、決して同じ意味で使ってない言葉もあるなと感じた事がありました。

久々にゆっくり本を読めた昨日ですが、たまに以前に読んだ本を読みたくなる事があり、以前に読んだ本を読みました。
すると、以前は感じなかった点に、自分自身が反応する事もありましたし、何よりも同じ所で反応しても、その意味が随分と違う事に気づきました。

例えば「組織には同意が大切である」と有る部分では、以前は「そうかあ。みんな同じ方向を向いているのだろうか」と、「同意」を「同じ方向性」と捉えていました。なぜなら、当時はゴールの共有はしていても、「目的」の共有が甘いなと感じていたからです。

が、今回読んでみると、「そうだよなあ。同じ意思を持つ。つまり納得して先に進んでいるかどうかは、難しいけれど、無視できないよな。みんなも含め私も納得するまで考える時間を持つこと、意思を確認し合う事は大切だよな。」と更に深くなっていました。
これは、「方向性は共有したのに、同じ方向に進まない」という体験をしているからこそ、「同じ意思。納得感」のような捉え方で「同意」を捉えたからです。

私一人でさえ、その時の状況によって、捉え方が変わるのに、自分ではない人と言葉の意味まで共有するって、どれだけ大変なことなのだろうか。そんな事を改めて感じながら、本を読みました。

新しい本を読む前に、改めて、以前の本を読む気になったのも、気になっていたからなんだろうなあ。
ほんと、人は見たいように見て、聞きたいように聞くものですね。
だからこそ、言葉って同じ意味で使えているのか、確認してみないと、みんな想像しているものが違う事だってありますよね。

今一度、使っている言葉と、今の状況の関係を知って、自分の状態を観察してみたいと思います。
そして、周りの人達との言葉の意味の共有にも意識を向けてみたいと思います。

小林 里江

好きな言葉は「前進」「一期一会」

笑顔がキーポイント!人の「成幸」をサポートし、相手の笑顔を引き出す事が私のモットー。
個人や企業が持ち味を活かし「私(達)は日本一だ、世界一だ」と思える程の自負と「成幸」を、近くで寄り添いながら応援する「日本一のサポーター」を目指しています。

私の使命は
「あなたは一人じゃない。周囲を巻き込んでいく事でより良く生きよう。より成長しよう」
と伝えていくことです。

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