捉え方次第で目移りもいい習慣かも

私は本を購入してじっくり読むことが好きです。でもじっくり読むと言っても、速読でもなく、ゆっくり、しかも数冊を同時期に読みます。ちょっと読んだら次の本、そして次の本と。自分の中で、この癖が直らない物なのかと考えたこともありました。けれども・・・

以前、新幹線で隣に速読をされる方が載られました。本をぺらぺらとめくり、逆から読んだりしながらあっという間に読み終わられました。すごいなあと思いながら、どうして自分は速読に興味を持たないんだろう?と思いました。いっぱい本が読めたら素敵だなあと思うにも関わらず・・・。

きっと時期が来るのでしょうかね。そんな風に思っていたのですが、自分なりの楽しみ方があるからなんだなと思うようになりました。
数冊を一緒に読んでいると、関連なさそうな本を読んでいるのに関連が出てきて(きっと自分で作っているだけなんですが・・)結びついてみたり、逆の事を言っている気がして自分が参考にできるのはどっちなんだろう?とか、自分なりに解釈するとどういうことなんだろう?とか、考えながら読むことが好きなんだなと分かってきました。

それまで「落ち着きないな。集中力ないな。一冊をなぜじっくり読めないんだろう。私って変だ」と自分を変えなくちゃと思っていました。けれども、その後も変わらず二冊以上を一緒に読む自分が居ました。そうなると速読とはまた違う読み方をしているから、興味を持てないままでいるんだなと納得できてきました。(とはいえ、多少興味を持ち始めています)

今もリーダーシップの本と生産管理の本を同時に読んでいます。生産管理をリーダーとしてやっているときの自分を重ねながら2冊が同時に読まれている感じです。「あの時の対応がうまくいったのはこういう事だったんだ」「リーダーとしてこういうかかわりができたらもっと成果がでていたのかも」そんな事を思いながら読んでいると、そこにリアリティがあるんです。本が立体的になる感覚が私は好きなんですね。
「知識は使えなければ意味がない」と以前の会社の社長に言われたことを実践できている自分を「これでいいんだよ」って言いたい私がいることが分かったんです。

こうして考えられるようになると、「目移り」って悪い言葉に聴こえていたけれど、結構いい習慣なんじゃないかと思えてきました。私に合っているのでしょうね。

当然、人によっては「どこまで読んだか分からなくなるじゃん」「一冊を読破してから比べてみてもいいじゃん」「早く読めたほうがいいじゃん」って人も居るでしょう。それが普通なのかもしれません。
でも、その人その人に合う方法が一緒なわけじゃないんですよね。まさに個別対応ですよね。

いろんな価値観を受け入れるだけではなく、自分の価値観もしっかり受け止めてあげることもまた大切なんだなと思いました。

あなたはどんな本の読み方をしていますか。
どんな本を読まれていますか。
本以外の情報収集をどんな風にされていますか。

小林 里江

好きな言葉は「前進」「一期一会」

笑顔がキーポイント!人の「成幸」をサポートし、相手の笑顔を引き出す事が私のモットー。
個人や企業が持ち味を活かし「私(達)は日本一だ、世界一だ」と思える程の自負と「成幸」を、近くで寄り添いながら応援する「日本一のサポーター」を目指しています。

私の使命は
「あなたは一人じゃない。周囲を巻き込んでいく事でより良く生きよう。より成長しよう」
と伝えていくことです。

小林 里江をフォローする
コーチングコミュニケーション
小林 里江をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました