何とかしてあげたい、気づかせてあげたい、とコーチの思いが強すぎると、強引に相手を引っ張ってしまう事があるのではないでしょうか。
私も以前、「変わりたい」と仰るクライアントさんの心の手を強引に引っ張ってしまったような経験があります。
有難い事に、そのクライアントさんは「強引に引っ張られたようだ」と話してくれたので、相手が望む事は、「変わるために、まずは聞いてほしかった」と言う事だったと知る事ができました。
その後は、確認をしながら、しっかり聴き、「もう進みたい」と仰ったときに、どこにどう進むのかを一緒に考えて進むようなコーチングに変化していきました。
相手のために、と思い過ぎる事で、相手が望むのだから、と使命感に燃えすぎて、途中からは私も何とかしなくては、と相手が「一旦止まりたい」と思っている気持ちさえ気づけなくなってしまった経験は、今でも私の教訓になっています。
相手が進みたい時に一緒に進むのであって、コーチが強引に引っ張るものではない。とは言え、時には背中を押すこともあり、相手の気持ちに寄り添いながらも、コーチができることは何か、はその都度、目の前の人と共に考えて、進む事なんだろうと私は思います。


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