状況は日々刻々と変わっていくんだなあ

当たり前の事ですが、状況はどんどん変わっていくんですね。
働いているパートさんも、パートで居る意味が「家庭優先」だとすると、家族の事で何かあれば、入った時の条件とは変わっていくわけで、その条件があるから、状況は聞きません、ではなく、しっかり状況を伺うことも大切だなあと感じました。

というのも、先日、ある企業にお邪魔しましたが、そこはパートさんがメインの企業です。
最近元気がないなあと感じていたので、一度お話しを個別に聴く事になりました。

皆さん、それぞれが色々な状況を抱えていらっしゃって、本当にその中でやりくりされていらっしゃることが解ります。
しかし、その状況が変わったのに、皆さんが忙しいのは解っているし、状況が変わったのを言い出せなかったようなのです。

結局「続けるか、辞めるか」という二択の選択になってしまっていて、「相談する」という選択肢が全くないということで、本気で辞めようとされていらっしゃいました。そういう方が何人もいらっしゃったのです。

その状況を少しでも話す場が必要だと、それぞれミーティングの際に口にしてもらうことにしました。
「忙しいのは解っているので、誰かに負担がいくと思うと言い出せなくて・・」と前置きをしながら話してくださった事で、やっと管理職に状況が伝わり、その状況を変えていかなければならないと動いてくれるようになりました。

大きな一歩ですが、その緊急性は伝わっていないのか、まだまだギャップがあるように感じました。
いづれにしても、口にできた事で、「辞める」という選択肢しかなくなりつつあった状況からは、抜け出す事ができました。
これから、管理職がどうそのことに対して、緊急性と重要性を感じ取って動くかだろうと思います。

いづれにしても、こうした状況は色々な企業で起こっているように思います。これだけ人員不足と言う言葉が当たり前になっている中ですと、気を遣いあう状況が生まれ、本来は相談したいことなのに言えなくて、辞めるという選択肢だけに陥っていく。
もう少し早めに「気づいてほしい」というサインは出ているので、そのことに気づいて、相談できるようにしたいものです。それが無理であれば、せめて日々刻々と変わる状況があるという事は認識し、何か言動に変化を感じたら、すぐにキャッチして、声をかけてほしいなと願うばかりです。

ご縁があり、一生懸命に働いてくれている方々が、辞めるしかないという状況に追い込まれていることに気づけない事は、上司も貴重な人財を失う事になり損害だと思います。

是非、小さな変化に気づいて、声をかけていきませんか。

小林 里江

好きな言葉は「前進」「一期一会」

笑顔がキーポイント!人の「成幸」をサポートし、相手の笑顔を引き出す事が私のモットー。
個人や企業が持ち味を活かし「私(達)は日本一だ、世界一だ」と思える程の自負と「成幸」を、近くで寄り添いながら応援する「日本一のサポーター」を目指しています。

私の使命は
「あなたは一人じゃない。周囲を巻き込んでいく事でより良く生きよう。より成長しよう」
と伝えていくことです。

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