気づけないことを、任せる

先週、ホームページの管理をお願いしている方から、急ぎの連絡がありました。

ネット環境に脆弱性が見つかったとのことで、すぐにサイトを停止してくださいました。突然のことで驚きましたが、翌日の夜には「完全ではないかもしれませんが、できる対策は取りました」と連絡があり、サイトも再開しました。

本当に有難かったです。

もしも自分で管理していたら、どうなっていただろうと思いました。ニュースでその問題を知ったとしても、まさか自分のホームページもその一部だとは気づかなかったかもしれません。

気づかなければ、対策を考えることさえできません。

自分でできることが増えるのは嬉しいことです。でも、何もかも自分でできる必要はないのですよね。

むしろ、自分には分からないことがあると知っていること。そして、分かる方にお願いできることも、大切な力なのだと思います。

今回、何より安心できたのは、問題に気づいてすぐに動いてくださったこと。そして、状況をきちんと伝えてくださったことでした。

「任せる」というと、自分の手から離すことのようにも感じます。でも、信頼できる方にお願いすることで、自分一人では気づけないことにも対応できるようになるのですね。

仕事でも、家庭でも、誰かにお願いすることに遠慮してしまう時があります。「これくらい、自分でしなくては」と思うこともあるでしょう。

でも、自分で全部抱えることが責任ではないのかもしれません。

今回の出来事を通して、改めてそう感じました。

何事もなかったようにホームページを見られること。その当たり前の向こうに、誰かの専門性と気遣いがあるのですね。

本当に、お願いしていて良かったなあ。

あなたにも、「お願いしていて良かった」と感じたことはありませんか。誰かの力を借りることも、自分の大切なものを守る方法の一つなのだと思います。