評価者トレーニングを受けていて感じたのは、上司として、評価をするのか、成長を支援するのか、でかなりかける言葉も、観察する点も違ってくると言う事です。
成長支援や能力開発をすることが自分自身の仕事だと思っているけれど、定点評価のためにも評価が悪いわけではない。けれども、評価にはエビデンスが必要で、その部分をしっかり観ていくことが必要になります。
が、成長支援にはその人自身のあり方や感情に触れることもあり、エビデンス以外の部分も大きく関わってきます。
先日、ある企業に伺ったところ、上司が成長支援をしているはずなのに、評価をして「ダメだ」と決めつけてしまっていました。
そうなのだろうか?
どう関わったらその人の成長に繋がるのだろうか。
その人の磨いてもらう能力は何なのだろうか。
など考える事はたくさんあるはずなのに、評価をして止まっていました。
「あなたの役割は何ですか」と確認したら、「部下を育てる事」も入っていました。
あなたにとって「部下を育てる」とは部下がどうなることですか。と確認すると、沈黙。
正直、やってないわけではないと思います。かなりされていらっしゃる方だと思います。けれども、「ダメ」と烙印を押してしまうと、教える事も諦めてしまいます。
「その人の成長が見られないのはなぜでしょうか。」
また黙った後で、「私の関わりが良くないかも。そもそも諦めてから関わってない。」と小さな声で伝えてくれました。
これ以降の話は、ちょっと内容が伝えられないのですが、その後に自分の関わり方を考え直して終わりました。
成長支援と評価は違う。改めて考えさせられた出来事でした。
