伝える言葉より、イメージが伝わる言葉。

先日、毎年研修で伺っている会社の社長のお話を聞いていて、改めて感じたことがありました。

その社長は、難しい言葉を使いません。

かといって、簡単な言葉に置き換えているだけでもありません。

社員の皆さんが「なるほど、そういうことか。」と、自然にイメージできる言葉を選んで話しているのです。

だから、会社の未来の話も、自分たちの未来として受け止められるのでしょう。

実は、私が尊敬している経営者も、いつもこうおっしゃっています。

「相手に合わせた言葉を使おう。」

この言葉を聞いた時、「分かりやすい言葉を使う」ということだと思っていました。

でも、そうではありませんでした。

相手が理解できる言葉。

相手が自分事としてイメージできる言葉。

その人に合わせて言葉を選ぶことが、本当の意味で「伝える」ということなのだと思います。

研修でも、コーチングでも、つい「何を伝えるか」を考えてしまいます。

でも、本当に大切なのは、「相手には、どんな言葉なら伝わるだろう。」と考えることなのかもしれません。

私自身も、この社長や尊敬する経営者の姿から、たくさんのことを学ばせていただいています。