あなたは自分の事を話せる相手は居ますか。
「なんでも」というわけではないにしても、自分の事を話して聞いてくれる相手がいるというのは、ありがたい事ですね。
小さい頃、友達の話は聞くのだけれど、自分が話す事がありませんでした。
けれども、そうすると親友という雰囲気にはなかなかなれませんでした。
「一緒に考える」「自分の弱い部分も見せあえる相手」というのが、本当は「親友」なのかなと、考えさせられました。
その体験からか、少し成長して、自分の事も話せる相手ができてからは、毎日話しができなくても、ずっと支えになってくれている親友がいます。
今では、遠くて、数年に一度しか会えないけれど、本当に有難い存在なのです。
今、ふとこのことを話したくなったのは、彼女からもらった一通のはがきからです。
彼女が、私の様子を気にして手書きのハガキをくれました。
そこには、私の弱さも解っている彼女だからこそ、添えられた一言がありました。
それが私の支えになり、辛いときも頑張れるエネルギーになっています。
包み隠さず話すというのは、自分が「こういう私で居たい」と思う自分じゃない自分も見せる事になるので、自分にとって醜いと思う自分を見せる事に等しい。
それを、見せられる相手が居る時に、素の自分で居られる安心感や、本来の自分を受け止めてもらえる強さを持てる気がします。
私は、コーチを始めたときに、自分がそんな存在で居られたらいいなと思っていたのを、彼女からのハガキでふと思い出しました。
今、自分はコーチとして、そんな存在で居られているのだろうか。
そのことを日々問いかける事で、原点を忘れたくないと思い、彼女のハガキを持ち歩く事にしました。
きっと離れているときも、「どうしているのかな」と思えている関係でもあるのだろうなと思っています。
自分の原点の思いを、しっかり形にしておきたくて、書くことにしました。
あなたにも、原点になる思いってありませんか。
それは、どんな思いですか。
コメント