上司だって部下に相談してもいいのではないか

10月はコロナ禍前の忙しさがあったように思います。
まだ今週は「11月にまとめてやろう」と決めていた10月にできなかった事務作業や提案書等の作成などもあり、まだまだ落ち着いたとは言えません。

が、本当にお客様や支えて下さる方々のおかげで乗り切れたんだなあとしみじみ感じています。

そんな折、10月に関わった方からご相談の連絡がありました。
内容は話せませんが、「内部に話せる人は居る?」と確認すると、「居ないからこそ、やっと話せる人ができたと思い、相談の連絡をしてしまいました。」とのことでした。

話を伺って相談の解決策はその人自身ができることも見つかり、その人は満足そうでしたし、私も仕事が嫌になってしまう前に相談してくださって、その人の思う方向に進むきっかけになったようで良かったです。
内容に関しては話さないけれど、少しブログで書いてもいい?と聞いたら、内容以外でしたらどうぞ、と言う事でしたので、書いています。

あえてここでこの話をしたくなったのは、管理職をしてきたからか、この相談は、本当は職場内の人に相談できる人が居たらいいなと言う事と、管理職が手を打てそうな事もあるのになあと思った事でした。

個人ができることと、組織ができることでは違う気がします。
その人も相談しづらい環境下のため言っていないから組織自体が気づいていないのかもしれません。が、ヒントはあるはずなのです。

例えば、離職者が多い。たまたまと捉えるのか、何か理由があると思うのかで違います。
例えば、ある部署だけ残業が多い。何か手を打つことはできないかを考えているかです。

例えば、と言うのは良くでてくる事例であって、相談してくれた人のところで起こっている事ではないのですが、言わなくても何か現象として見えている事を「たまたま」「これが普通」でくくってしまっていないでしょうか。

一従業員ができることは限られています。従業員なりにできることはやってみてほしいとは思います。
が、管理職も早めに察知して対応していきたいものです。気づいていても手が打てないという状況もあるのかもしれませんが、それならそれで部下にも相談してみませんか。
上司だけで考える必要はないのかもしれません。
いずれにしても、コミュニケーションをもっと深くとりあう事が重要だと思いました。

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