先日、コーチ仲間との勉強会で、こんなことを聞かれました。
「どうして、そんなに温かく聴けるの?」
「どうして、そんなに笑顔でいられるの?」
「苦手な人はいないの?」
思いがけない質問に、少し困ってしまいました。
自分では、特別なことをしているつもりがなかったからです。
もちろん、苦手だと感じる人がいないわけではありません。それでも、人の話を聴いていると、その人に興味が湧いてきます。
なぜ、この人はこう考えるのだろう。
どんな経験をしてきたのだろう。
この人のどんなところを、周りの人は信頼しているのだろう。
そんなことを考えているように思います。
例えば、自分とは全く違う考え方をする人に出会った時にも、
「私はこういうことはできないな。でも、この人だからできることなんだろうな。」
と思うことがあります。
そして、
「この人の、この部分を必要としている人がいるんだろうな。」
と思うと、少し見え方が変わります。
その話をしたら、「それがすごいんですよ」と言われました。
でも、やっぱり私にはよく分かりませんでした。
きっと、自分にとってあまり努力せずにしていることだからなのでしょう。
私たちは、自分が苦労して身につけたことには、「頑張った」「成長した」と気づきやすいものです。
でも、昔から自然にやっていることには、なかなか気づきません。
「こんなの普通でしょう。」
「誰でもやっているでしょう。」
そう思っていることの中にこそ、その人らしさや強みが隠れていることもあります。
だから、誰かから褒めてもらった時に、
「いやいや、そんなことないです。」
とすぐに返してしまうのは、少しもったいないのかもしれません。(昔の私・・笑)
自分には見えない自分を、相手が教えてくれているのかもしれないからです。
「そう見えているんだ。」と、一度その言葉を受け取ってみる。
そこから、自分でも知らなかった自分に出会えることがあります。
私も今回、まだ「そうなのかなあ」と思っているところですが(笑)、せっかくいただいた言葉なので、少し大切にしてみようと思います。
あなたが「こんなの普通」と思ってやっていることの中に、実はあなたらしい強みがあるとしたら、それは何でしょうか。
