判断を一人で抱えない

先日、大雨の影響で、乗っていた電車が途中で止まりました。

翌日の仕事のために前日に移動していたので、時間には余裕がありました。最初は「そのうち動くだろう」と思っていましたが、待っても待っても動きません。

電車だけではなく、地下鉄やバス、高速道路、一般道にも影響が出ていて、家族に迎えを頼めるような状況でもありませんでした。

そして、電車に乗ってから3時間半ほど経った頃、その日の運転を終日見合わせることが決まりました。

さて、どうするか。

翌日の仕事に向かうのか。向かえるのか。朝になれば動く可能性もある。でも、動かない可能性もある。

いろいろなことが頭に浮かびました。

そんな時に思ったのが、「これは私一人で決めることではないな」ということでした。

もちろん、現地へ向かうのは私です。でも、翌日の仕事にはお客様がいらっしゃいます。私が「何とか行きます」と決めるだけではなく、今どんな状況なのかを共有し、リスクも含めて一緒に判断する必要があります。

そこで、現在の状況と翌朝も移動できない可能性をお伝えしました。

ご相談した結果、朝になっても難しければ中止にすることになりました。そして翌朝も交通機関は動かず、最終的に中止となりました。

仕事をしていると、「自分の仕事なのだから、自分で決めなくては」と思うことがあります。

でも、責任を持つことと、一人で判断することは違うのでしょう。

特に、正解が分からない時やリスクがある時には、関係する人に情報を共有し、一緒に判断することも責任の一つなのだと思います。

一人で抱えれば、「何とかしなくては」という気持ちが強くなり、かえって選択肢が見えなくなることもあります。

状況を正しく伝える。そして、それぞれの立場から一緒に考える。

自分だけでは決められないことを「決められない」と認めることも、大切なのかもしれません。

今回の出来事から、改めてそんなことを感じました。

あなたは、何でも「自分で決めなければ」と、一人で判断を抱えてしまっていませんか。