自分たちで創る時間

先日、グループでコーチングをする機会がありました。

今回は、いつもと少し進め方を変えてみました。

事前に、当日の進行をしてくださるリーダーの方に、

「進め方は、どんな形でも大丈夫です。ただ、目標に対して今どこまで進んでいるのか。そして、これからに向けてどんな課題があるのか。この二つだけは、皆さんで確認してほしいです。」とお伝えしておきました。

そして当日、私は極力入らないことにしました。

いつもなら、皆さんの話を聞きながら、「ここはどうですか」と問いかけたり、少し話を広げたりすることがあります。

でも今回は、それもしない。

リーダーに進行をお任せしてみました。

すると、皆さん同士で話が進んでいきました。

目標に対して今どうなのか。これから何をしていくのか。それぞれが考え、話し、互いの話も聞きながら、必要なことを共有していく。

私はその様子を見ながら、「入らなくても大丈夫なんだなあ」と思いました。

もちろん、ただ「お任せします」と丸ごと渡したわけではありません。

今回、私が大切だと思ったのは、任せる前に「ここだけは大切にしてほしい」ということを共有しておいたことです。

目的や最低限のポイントは伝える。

でも、「どう進めるか」までは決めない。

その余白があったからこそ、リーダー自身が考え、皆さんも自分たちの時間として話すことができたのかもしれません。

人に仕事を任せる時、私たちは両極端になってしまうことがあります。

細かくやり方まで伝えてしまうか、「自由にやっていいよ」と全部を渡してしまうか。

でも、その間もあるのでしょう。

「何のためにするのか」
「何だけは外したくないのか」

そこを共有した上で、やり方は相手に任せてみる。

そして、任せたのなら、すぐに手を出さずに見守ってみる。

今回の私は、いつもより少しだけ「入らない」に挑戦したのかもしれません。

これから皆さんがどんなふうに進んでいくのか。

次にその経過を伺えることも楽しみにしています。

あなたが誰かに任せる時、「大切にしてほしいこと」と「相手に任せること」を分けて伝えられていますか。