個性があることと活かせること

「一人ひとりの個性を大切にしましょう。」

仕事でも、よく聞く言葉です。

先日、あるチームの皆さんと、これからどんなふうに関わっていくかを考える機会がありました。

そこには当然、それぞれ違う個性があります。

得意なことも違えば、物事の見方も違う。人との関わり方も違います。

でも、話し合いながら感じたのは、個性があるだけでは、それがそのままチームの力になるわけではないということでした。

「あの人のこういうところを活かしたらどうだろう。」
「だったら、こんな関わり方ができるかもしれない。」

そんなふうに、それぞれが思っていることを出し合うことで、初めて「違い」がチームの中で活かされていくように感じました。

考えてみれば、個性は持っているだけでは、本人の特徴です。

でも、それを周りの人が知り、認め、「だったら、こんなふうに力を発揮してもらおう」と考えることで、チームの力になっていくのでしょう。

そのためには、言い合える場が必要です。

誰か一人が、「この人はこれが得意だから、こうしよう」と決めるだけではなく、

「私はこう思う。」
「私はこんなことができる。」
「あなたのそこ、活かせるんじゃない?」

そんなことを言い合える。

個性を活かすとは、単に自由にしてもらうことではなく、お互いを知ろうとすることから始まるのかもしれません。

違う人が集まっているからこそ、チームには一人ではできないことができます。

でも、その「違い」を力に変えるためには、違いを口に出せる関係が必要なのでしょう。

個性豊かなチームだから強いのではなく、個性を活かし合えるチームだから強い。

今回の話し合いをしながら、そんなことを感じました。

あなたの周りにいる人の個性を、あなたはどれくらい知っていますか。そして、その個性を活かすために、どんなことができそうでしょうか。