次に会うときに

春に研修でお会いした方々と、数か月ぶりに再会する機会がありました。

大人数の研修でしたが、春に数日間ご一緒していたこともあり、お一人おひとりのお顔を覚えていました。

そして、皆さんの様子を見ながら、嬉しい気持ちになりました。

春とは少し違う表情や、話し合いへの参加の仕方、周囲の方との関わり方。そんなところから、皆さんがこの数か月の間に、さまざまな経験を積んでこられたことが伝わってきたのです。

もちろん、研修で学んだことだけが変化につながったわけではないでしょう。日々の仕事の中で考えたり、失敗したり、工夫したり。そんな積み重ねがあったのだと思います。

人は、次に会うまでの間にも成長しているのですね。

その姿を見て、私はふと考えました。

次にお会いする時には、研修の内容をもう少しレベルアップさせたいなあ、と。

春と同じことを繰り返すのではなく、今の皆さんだからこそ考えられること、挑戦できることを用意したいと思ったのです。

考えてみれば、誰かの成長を支援する立場にいる人も、同じところにとどまっていてよいわけではありません。

相手が経験を重ね、新しいことができるようになっているのなら、こちらも関わり方を変えていく必要があります。

これは、上司と部下の関係でも同じかもしれません。

以前は丁寧に説明する必要があった仕事も、今は本人に任せられるかもしれない。以前は難しかった問いにも、今なら自分なりの考えを持てるかもしれない。

相手の成長に気づくことができれば、こちらの関わり方も変えていけます。

そして、その変化は、相手にとって「成長を見てもらえている」という嬉しさにもつながるのではないでしょうか。

今回、皆さんとの再会は、私自身が次に向けて学ぶきっかけにもなりました。

あなたの周りにも、以前とは違う力を発揮している人がいませんか。その変化に気づいた時、あなたの関わり方も少し変えてみることができるかもしれません。