「なんでやってないの?」
「今すぐやってよ」
そう言われても、できない事もあれば、その人のペースだってあります。わかっているつもりなのに、言っちゃってませんか。
少し休んでからやろうね!と話していたのだけれど、少しのつもりが休んでしまった一昨日。
その間に、娘はせっせと、午後から友達と遊ぶために違う宿題を終わらせていたのでした。
が、私が起きて、「遅い!!」といきなり激怒。
売り言葉に買い言葉で、「調子が悪かっただけだよ。これからやればいいじゃん。」と。でも、娘はその間にやることをちゃんとやっているから、ちょっと文句言いたかっただけなんですよね。
お互いに引込みがつかなくなり、少し冷戦。
その後は、食事を機会に仲直り。
これは、身内だから良いものの、職場だと、思っていることを口に出来る場面の方が少ないです。
上司が望む事を部下がやってないと、結果に対して怒りたくなるけれど、その間の事など、聞いたことはありますか。
何をしていたのか?
何を考えていたのか?
いつまでにやろうとしていたのか?
間の事にも興味を持つことで、次に繋がる体験にできるかもしれません。その人に対してのフォローができるかもしれません。何より「何もしてなかったのか」と怒らなくても済むように思います。
ついつい、自分のペースで事が進むと勘違いしてしまいますが、人それぞれ、考える事も、動き方も違います。言葉の受け取り方でさえ違います。
だったら、困難が起きないように、事前に何を共有しておくのか。
事後に、どう受け止めることができるのか。
お客様もいらっしゃる事だと、ついつい結果だけに目が行きがちですが、違う人が集まるからこそ、自分のペースで物事は進むわけじゃないという事を理解しておきたいものですね。
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