リーダーとして意識していること

クライアントさんとの話の中ででて、私なりに大切にしていたリーダーの在り方を話したのでタイミングかなと思い、書いてみます。

直属の部下には公平に
部下の部下には平等に

です。

リーダーをしているときに、ある研修に参加しました。まったくリーダー研修のわけではないでしたが、会議は何名でするのが最適かと話がありました。

そうすると、学者である方が、これくらいの人数が最適だよ。そもそもリーダーだって同じじゃない?それ以上をちゃんと見るのは無理だよ。

と仰ったのです。
ふと職場を思い浮かべてみると上司の様子で納得しました。

だからこそ、自分がリーダーをするなら、直属の部下はしっかり見られるし、対話をする時間も作れるから、この人達には、それぞれにあった関わり方やフォローの仕方、指示の仕方ができる。この人達には「公平」に接しようと思いました。

けれども、部下の部下までは直接的に把握できないのが普通なんだと思うと、同じように「公平」にみようとしても無理がある。だったら、そこを公平に接するのは、私の部下に任せて、私からみたら部下の部下なので、「平等」に接しよう。挨拶を同じようにしたり、同じくらい声をかける、同じように体調だけ気にしてみる。など、できる範囲の「平等」を部下の部下には意識をしました。

そうすることで、部下の部下との距離は遠く感じられてしまうかもしれないけれど、それで良い。そもそもそこまで見られないんだから、と思えるようになり、部下の部下で気になった事があれば、直属の部下に確認してみる。という事をするようにできるようになり、凄くマネジメントがしやすくなりました。

公務員の時に意識していた平等と公平が、ここで活かせるとは。
本当に経験は無駄にならないものですね。

あくまでも私の中のリーダーの在り方ではあるけれど、きっと多くの部下を持つ人で、全員を把握しようと思って居る人には何かお役に立てるかなと思い、書いてみました。

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