良くチームは多様性と言われながらも、「こういう人達と働きたい」という採用担当者などの思いが反映して、その企業に合う人達が採用されるわけです。
そうなると、何となく似たような人達に偏りやすく、多様性とは何だろうと考えさせられる事があります。
とは言え、違うタイプの人達が居るといいなと思って採用したとしても、馴染まない事もあり、受け入れる側の度量も含め、違うタイプの人達が加わることというのは、結構難しいことも多いです。
ある企業で、すごく効率的に動ける方がいらっしゃいます。その人のように育ってほしいと、おっとりした方と組んだところ、効率的な人は気にかけてあげている間に効率が下がり、おっとりした人はそれでも速いペースについていけないと、ねを上げてしまいました。
どちらも歩み寄ろうとされているのに、うまくいかなくて、おっとりした人が「やめたい」と訴えてきたことでこの問題がやっと表面化したのでした。
採用するときに違う人も、と思っていても、採用の時に見えるのはほんの一部。だからこそ、入社してからの継続的な関わりが必要なのでしょうが、この場合は二人に任せすぎてしまったのかもしれません。
どちらも頑張っていたのだろうけれど、気持ちや状況を共有できる人が二人以外にいると良かったのかもと、後々当人同士が話していました。
結局は、おっとりした人はタイプの似た人のところに異動となり、辞めなくてもよくなりましたが、採用だけで見極めるのも、人財戦略を考えていくことも思い通りにはいきません。
だからこそ、採用後のケアこそ多角的に行っていく事が必要なのかもしれません。

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