早めに助けを求める

大雨で電車が止まり、その日のうちに帰れないことが分かった時、もう一つ気になっていた仕事がありました。

翌日の早朝に、私が担当する予定の仕事があったのです。

まだ電車の中にいましたし、もしかしたら何とかなる可能性もゼロではありません。

でも、状況を考えると、おそらくこのまま電車で一晩過ごすことになる。そう判断した時点で、ヘルプをお願いすることにしました。

ありがたいことに、引き受けてくださる方が見つかりました。

本当に助かりました。

そして、その後のご担当者様とのやりとりも、その方にお願いすることにしました。

そこで気づいたことがあります。

助けを求める時、私たちはつい「もう少し自分で頑張ってから」と思ってしまいます。

ギリギリまで自分で何とかして、それでも無理だったらお願いする。

一見、その方が責任を果たしているようにも思えます。

でも、お願いされる側から考えればどうでしょう。

直前に「やっぱり無理でした。お願いします」と言われるより、可能性が高くなった段階で相談してもらった方が、準備する時間があります。

早めに助けを求めることは、自分が楽になるためだけではなく、助けてくださる人の時間を守ることにもなるのだと思いました。

そしてもう一つ。

お願いした後は、「任せる」ことも大切でした。

引き受けてくださった方に、その後のやりとりまでお願いしたことで、私はその仕事をいったん手放すことができました。

そして、今いる場所でできる仕事に切り替えました。

助けを求めながら、全部を自分で握り続けていたら、本当の意味で任せたことにはならないのかもしれません。

助けを求めること。
そして、引き受けてもらえたら信頼して任せること。

どちらも、一人で仕事をしているのではないからこそ必要なことなのでしょう。

今回、助けてくださった方には、本当に感謝しています。

あなたは「もう少し頑張ってから」と、助けを求めるタイミングを遅らせていませんか。