影響を受けても自分は自分?

先週は研修が続き、パートナーとなる講師の先生と一緒に仕事をする機会がありました。

その方は、とても魅力的な方です。お話をしていても、実際の関わり方を見ていても、学ぶことがたくさんあります。「こんな考え方もあるんだなあ」「その視点は取り入れてみたいなあ」と、良い刺激をいただいています。

一方で、一緒に仕事をする中で、私自身にも「ここは大切にしたい」「ここは譲れない」と感じるものがあることに気づきました。

尊敬している相手だからといって、何もかも同じ考えになるわけではないのですね。

以前なら、違う考えを持っていることに、少し遠慮していたかもしれません。でも、今はお互いに率直に話せるようになってきました。

「私はこう思うんです。」
「なるほど、そういう考え方もありますね。」

そんなやり取りができることで、以前よりもずっと良いコミュニケーションになっているように感じます。

考えてみれば、誰かから影響を受けることと、自分の考えを手放すことは、同じではありません。

相手の良いところを取り入れながら、自分が大切にしているものも大切にする。違う考えがあれば、どちらかが我慢するのではなく、その違いを言葉にしてみる。

そうすることで、相手の考えをさらに深く知ることもできますし、自分自身が何を大切にしているのかも、より明確になっていきます。

もちろん、率直に伝えることには勇気が必要な時もあります。でも、率直に話しても関係が壊れない、むしろ理解が深まっていく。そんな関係は、とても有難いものだと思います。

誰かを尊敬することは、その人と同じになることではないのでしょう。違いを持ったまま、お互いから学び合えることに価値があるのだと思います。

一緒に仕事をする中で、そんな関係が少しずつ育っていることを嬉しく感じた一週間でした。

あなたには、自分の考えを大切にしながら、率直に話し合える相手がいますか。