標準語で伝えたつもりが、聞き直すと訛っていた。
丁寧に伝えたつもりが、選んだ言葉がきつかった。
そんな聞き直してみると実は違っていたということってありませんか。
発したい事と、実際に発したものにギャップがあったという事も実際にありますし、受け取る側には違うように伝わってしまったという事もあるように思います。
先日も、ある企業様にお伺いしたら、上司が結構感情的に部下に指導をされていて、言われている人は感情しか受け取れないんじゃないかなあと心配になりました。
その後、その上司と話す機会がたまたまあり、「先ほどは熱血指導でしたね。」とお伝えしたら、「そうですか?何度言っても伝わらなくて、本当にいろんな言い方を試しているんですけれどね。さっきは結構ゆっくり話したつもりだったので、熱血ではなかったと思いますが、そう見えましたか。」とお応えになりました。
たまたま近くを通りかかっていた同期と仰っている方が「いっつもああなんですよ。結構きついですよね。」と仰って、「あれがきついなら、どうしたらいい?」と結構な早口で怒気を含んで聞こえるような話しぶりだったのです。同期が何を思ったか、今の声を録音して、ほらって聞かせていました。「自分で聞いてみ。どう聞こえるの?」と。
聞いた上司は少しの沈黙。
「これ私?えっ?」と混乱しているようです。その後、「これはきつい言い方だね。今は普通に話しただけなんだけどね。えっ?こんなんなの?」
かなり黙った後、「もしかしたら部下にもきつかったのかなあ。かなりショック。結構聞いてみると強い口調に聞こえる。」と本当にショックを受けていて、同僚が「でしょ。今まで何度も言ったでしょ。でも俺はそんな事はないって、聞かなかったじゃん。スマホ持ってたから、普通の会話のつもりだった郎けれど、録音してみてよかったよ。」と。
凄く仕事に熱心な方だと言う事もあり、その後挨拶をして私とは離れたのですが、見ていたら直ぐに部下のところに行って、「ごめん。さっききつくなかった?結構、きつくなってる事が分かったからさあ。」と部下に話しかけていました。部下はそもそも声をかけられて委縮しているように見えましたが、「そうですね。少し・・」と伝えているようでした。
言葉を発している側のイメージと、実際に発した事にギャップがあることは、録音や録画で確認しないと見えない事もあるんですね。
私もたまに録音してみて確認するのですが、「何言っているの?」と思う事があります。自分では丁寧に伝えたつもりが、回りくどくなり言いたい事がぼやけてしまって、伝わってないだろう。と思う事も今でもあります。
「そんなことない」と決めつけず、自分の録音をして、聞いてみる事も大切なのかもしれないですね。
その上司の方の立ち話の際のやり取りが、同僚の録音のせいで、よりリアルになり、私にとっても良い体験になりました。
客観的に聞いてみるもの、新しい発見に繋がりそうです。
貴重な体験の場に出会わせていただいてありがとうございました。

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