研修をしていると、「変わったな」と感じる瞬間があります。
でも、その変化は突然起こるわけではありません。
よく見ていると、その少し前に、小さな変化があるのです。
最初は、「私には難しいです。」「できる気がしません。」と言っていた人が、ある時から表情が少し変わります。
「できるかもしれない。」
「ちょっとやってみようかな。」
「こういうことなのかな。」
そんな気持ちが芽生えたように見える瞬間があります。
まだ行動は変わっていないけれども、何となく表情が変わる瞬間を発見することがあります。
心の中では、自分事として捉え始めているのではないでしょうか。
「できる人の話」ではなく、「自分にもできるかもしれない話」になった時、人は初めて一歩を踏み出そうとします。
だから私は、研修でもコーチングでも、「答えを教えること」より、「自分にもできそう」「あれ?普段からしているかも」と思える瞬間を大切にしたいと思っています。
人が変わるのは、大きく行動が変わった時ではなく、「できるかもしれない」と思えた、その小さな瞬間から始まっているのかもしれません。


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