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話したくなる存在

何度か同じような嬉しい場面が最近重なったので、少しそこから話をしてみたいと思います。

コーチングのクライアントさんに、「今日のセッションが待ち遠しかったです。早く成果を報告したくて・・。」と言われたのです。

嬉しかったです。

なぜそのような存在になれたのだろうか、「コーチ」という存在が対等だからこそかなあと考えています。

1.その方がご自身で頑張った。

2.結果が出た。

3.誰かに遠慮なく伝えたい。その伝えたい相手が以前話を聴いてくれたコーチ。

という流れではないでしょうか。

報告を受けたら、私も自分のことのように嬉しいです。

そのような繰り返しが、より話しやすいだけでなく、話したくなる存在となっていくのかもしれません。

ただお互いに気を付けなければならないと考えているのは、私はその人ではなく、その人も私ではないという事を忘れないことです。

その人が何か成果を達成したとしたら、サポートはしたかもしれないけれど、頑張ったのはその方であるし、一緒に喜ばせていただいても、私が成し遂げたわけではない。

当たり前なことかもしれないのですが、コーチングを始めて少し経った頃に、クライアントさんが私に「何かを手伝ってくれるだろう」と期待してくれたのですが、私は話を伺い、見守るだけでした。私もその方なら成し遂げてくれるだろう、と期待してしまいました。

が、数か月経っても変化がなく、相手は私に「どうしてサポートしてくれないの?」と思い、私は「同じところをくるくるしているけれど、本当に変わりたいのかなあ?」と疑問を持つようになりました。

結果として、その時間がきっとお互いに苦痛になっていったのだろうと思います。私も「なかなか一歩が進めないのは何か他に気がかりがあるのかなあ。」と確認してみましたが、とうとうクライアントさんが「何もサポートしてくれないから話したくないです」と言うメールを最後に終了になった事がありました。

これはお互いがきっと「サポート」の意味を再度確認する必要があったように思います。しかも、「これだけ話したから〇〇してくれるだろう」と相手の期待と、私の「話してくれたからきっと今度はやってみてくれるだろう」という期待がずれてしまったのでしょう。

その時は「私が悪かった。ごめんなさい」と凄く反省したのですが、後から考えると、私が悪いと受け止めるよりも、今後に繋がるように私達の関係性のせいでもあったのだろうと考えました。

どこかで相手は私を対等ではなく、手伝ってくれる姉などの近いけれども、どこか持ち上げてくれる人のように考えていて、その関係性を私が作ってしまったのかもしれません。

私自身の子どもの宿題の課題図書を教えてもらって読んだのが心理学の本で、その本に「投影」「転移」というものが載っていました。

無意識に対等ではなく、同一化しちゃう可能性があるのかもしれないからこそ、意識して、「相手と私は違う」と思うようにしないと、本当の対等では居続けられないのではないかと考えるようになりました。

それでも、共感して感情が移っちゃうような時は、私の中でも同じような事があって私の問題なだけなのに、相手の問題に入っちゃったと思わないようにしたいです。

さあ、今日も上手に距離を保ちながら頑張ろう。

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