違いは、選択肢を増やしてくれる

先日、メンターコーチとして学ぶ機会がありました。そこで面白かったのが、同じようにメンターコーチとして活動している人たちでも、考え方や捉え方が違うということでした。

ある場面について、「私はこう関わるかな」という人もいれば、「私はそこでは少し待つ」という人もいます。

最初は、「では、どちらがいいんだろう」と考えたくなります。

でも、話し合っていくうちに、大切なのは正解を一つに決めることではないのだと思いました。

そもそも、私たちは何のために関わっているのか。

そこに戻れば、「自分のやり方が正しいか」ではなく、「目の前の相手の成長のために、どんな関わり方ができるだろう」と考えることができます。

問いかけることもできる。フィードバックをすることもできる。少し待つこともできる。相手自身に考えてもらうこともできる。

そして、同じ関わり方でも、相手やタイミングが変われば、その意味も変わります。

他の人の考えを聞きながら、「そういう見方もあるのか」「その選択肢は持っていなかったな」と思うことが何度もありました。

私は、学ぶということは「正しい答えを一つ増やすこと」だと思っていた時期もあったように思います。

でも、経験を重ねるほど、むしろ選択肢を増やすことが学びなのかもしれない、と感じます。

選択肢が一つしかなければ、誰に対しても同じ関わりになります。でも、いくつもの選択肢を持っていれば、目の前の人を見ながら、「今、この人にとって何が一番役に立つだろう」と考えることができます。

違う意見に出会った時に、「私とは違う」で終わらせず、「これはどんな時に役立つだろう」と考えてみる。

そうすれば、自分とは違う考え方も、自分の引き出しを増やしてくれるものになります。

今回も、たくさんの新しい視点をいただきました。

あなたは最近、誰かとの「違い」から、新しい選択肢をもらったことがありますか。