劣後順位を決める

リーダーに限らないことではありますが、優先順位を決めようと思うと、全部重要に見えてしまって、結局頑張るしかないか、と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな時こそ、劣後順位を決めようとドラッガーさんも仰っています。

劣後順位とは、やらないことの順位を決めること。

今後やらないことというだけではなく、今はやらないということも含め、やらないことを決めることが重要だと思います。

そのためには、目的や目標が明確であることは大切で、

1.過去にこだわっているだけのものはないか。今からに必要ないものに時間を使っていないか。

2.自分でなくてもよいものに時間をつかっていないか。

特に、1番はすごく大切だと私は感じています。

リーダーが、ただ過去にこだわっている、或いは慣習で行っているだけのことに固執してしまうと、部下の余計な仕事も減らないでしょうし、自分自身もかけなくてもよいエネルギーをかけてしまうことになるように思います。

先を見て、先のために必要でないことや、ただただ過去を引きずっているだけのものがあれば、やめる決断がリーダーには重要だと私は考えています。

そういっている私が、優先順位ばかりを気にして、振り回されている感がありましたが、やっともうすぐ抜け出せそうです。

気持ちのゆとりを持たないと、劣後順位は意識できないのですが、ほんの少しでも気持ちのゆとりを持てた今、思い切ってやめる、任せるということも考えてみたいと思いました。

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