ある研修で、「小学生の頃からこの職業に就きたかった。だから高校もその知識が得られる高校を選んで進み、やっと今実現しました。」と話している20代の方がいらっしゃいました。
周りからも「小学生から?すごい。」「この職になりたいと思うの?何があったの?」など驚かれていましたが、何を言われても自分の夢を実現するために努力してきた事が凄いなあと私は思っていました。
が、その後に続いたその方の話にショックを受けました。
「やっとその職に就けて嬉しかったのに、周りとの熱量が違うのか、私のせいなのか、こうしたら良くなるのではないか、とていあんしても『言われた通りにしていればいいんだよ』と言われるし、上司が私にだけ当たりが強くなった途端に、誰も話してくれなくなって、孤立していて。もっとお客様のためにみんなと考えたいのに、何のためにこの職になったのか、最近は悩んでいます。」と先ほどの話の後に続けて話してくれました。
周りの人達も一瞬沈黙。その後、「うちの職場に来たらいいよ」と違う会社の同じ職種の方が声をかけていました。
せっかく夢を叶えたのに、そのお客様と接する以前の職場内の事で、好きな仕事が楽しくなくなっているという話を聞いて、本当につらくなりました。
「私のせいかもしれないけど、私の何を直したらいいかも教えてもらえない」と目を潤ませていました。
私は一日しか関わらないけれど、私にできる事があるだろうか。
少しはその方の思いを吐き出して、「うちに来たらいいよ」と言ってくれる人も居る場を作れただけでも貢献はできたのかなあと思いながらも、自分のしたい事を実現するためには、まだまだ足りない事があると言う事を考えさせられました。
またその衝撃が私の中を占めていて、「私に何ができるのか」を考えるまで至っていないけれど、これからその方のような、夢を叶えた人が違う部分で悩む事が少しでも減るように考えていきたいと思いました。
あなただったら、何ができると思いますか。
日々接する人達がその方のような状態にならないようにどうしますか。
少しでもその方が、これからの長いであろう人生を「この職につけて良かった」と思えるようになるといいなあと願うばかりです。


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